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建築実例 WORKS

Kさん邸


メインイメージ

リビングの造作の書棚は、背面にデスクを設けパソコンや書き物などができるフリースペースに

イギリスの感性と融合。 美しい色彩と優れた機能性
サブイメージ

 ペパーミントグリーンの壁、庭を取り込む窓にはコバルトブルーのロールスクリーンと、爽やかな色彩に思わず心が躍るキッチン。リビングは白い天井に渡る木の梁が、落ち着いた空間を生み出す。イギリス人の奥様が色にはこだわったと言うだけに、独特な色彩が見事に調和した家だ。さらに玄関フロアやシューズクローク、寝室などには、アーチの入口をあしらい、欧風スタイルの優雅な演出も忘れない。
 家の中がすっきりと整理されているのは、驚くべき収納スペースの充実にある。キッチンのタンドリー、掃除グッズ、ゴミ箱など個々に収納箇所を設置。2階にもウォークインクローゼット、子ども部屋には大容量の収納棚や造作書棚と、物を隠す奥様の片付け術を貫いた設計だ。
  新鮮な色彩、美しく暮らすための収納術、随所に散りばめた優雅なデザイン、イギリスの感性を融合させた、心地よい個性豊かな家の完成となった。

私たちが希望した3つのこと
Kさん邸の場合/夫婦・子供2人
  • POINT1 「片付けやすい収納スペース」

    物を出さない、いつでも片付けられるように各部屋に収納場所を設けて欲しい

  • POINT2 「広くて明るいキッチンにしたい」

    家族がいつも集まりたくなるアイランドキッチンにして、明るく開放的な空間に

  • POINT3 「イギリスと日本のミックスした空間」

    イギリススタイルを取り入れながら、日本的な和室や色調も織り交ぜた家にしたい

建物データ
見取り図
延床面積
166.11㎡(約50.24坪)
床面積
1F 98.99㎡(約29.91坪)
2F 67.23㎡(約20.33坪)
土地面積
526.11㎡(約159.15坪)
設計期間
約2ヶ月
工事期間
約3ヶ月
スタッフコメント
吉田隼人

一級建築士 吉田隼人 家の外観は、色や薪ストーブの煙突などで、昔ながらの集落の中に溶け込むようなデザインにした。また、三世代同居ということで、主婦の動線を中心に、水回り、リビング、祖母室をなるべく近くに設計している。

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